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初夢に願いを託す、新年の一本

2025.12.30

新たな一年の始まりには、どこか背筋が伸びるような清々しさがあります。

家族とお屠蘇を酌み交わしながら新年と挨拶を交わすその時間は、日本ならではの静かな祝祭。


そんな特別な新年の食卓に寄り添うのが、

農口尚彦研究所の《PREMIUM NOUVEAU 丙午 宝船 限定版》です。


この一本には、飲むだけで終わらない仕掛けがあります。

それが「二層構造のラベル」。

絵柄を模る立体的な加工がほどこされた表面のラベルを一枚はがすと、少しことなる宝船の絵柄が現れ、はがした1枚目はそのまま初夢枕紙として愉しめるつくりになっているのです。


初夢は「元旦の夜から二日にかけて見る夢」を指すという説も。

この新酒の初夢枕紙は、大晦日や正月の宴で日本酒を味わったあと、元旦の夜、枕の下に忍ばせて眠るための“お守り”のような存在です。


一年のはじまりを、昔ながらの風習とともに過ごしていただきたい。そんな想いから生まれました。

宝船は、古くから「福を運ぶ象徴」として親しまれてきました。

七福神を乗せ、波の上を進む姿には、一年の無事と安寧への願いが込められています。


この限定版の宝船ラベルでは、そこに新年の干支をのせて。

2026年の干支・丙午は新しい年へ一歩踏み出す力強さと、前向きな勢いを表現しています。


細やかで美しい線は、九谷焼作家・田村星都氏の手によるもの。

回文歌が添えられているのも特徴で、声に出して読むと不思議と心が和む、日本らしい風情を感じさせてくれます。


元旦の夜、そっと枕の下へ。

それだけで、眠りにつく前の時間が少し特別なものに変わります。

願いを込めて眠りについたら、どんな夢を見るのか、その小さな期待そのものが、初夢という文化なのかもしれません。

もちろん、肝心の中身も特別です。

《PREMIUM NOUVEAU 丙午 宝船 限定版》は、新酒ならではのうすにごり仕上げ。


にごりを残すことで、ふわりと広がる香り、米の厚みがしっかりと感じられる旨味、角のとれたミルキーなテクスチャーといった、やさしく包み込まれるような味わいが生まれます。


若々しさの奥に、静かな奥行きがある。

それは、長い年月を酒造りに捧げてきた農口尚彦杜氏の経験と感性が、今もなお息づいているからこそ。新しい年を迎えた食卓を、やわらかな心地よさで満たしてくれる一本です。

二層構造のラベルは、簡単にきれいにはがせる仕様。

実際にはがす瞬間は、少し期待が高鳴るような気持ちになります。


そのはがしたラベルは、フォトフレームに飾ったり、枕元に立てかけたり、あるいは元旦の夜に枕の下へ。


宴の楽しい記憶が、そのまま新しい一年のお守りへと姿を変えていく。そんな過程も、このお酒ならではの魅力です。

《PREMIUM NOUVEAU 丙午 宝船 限定版》は、年末年始の期間限定で登場する特別な新酒です。

新年の空気とともに楽しみ、そして元旦の夜には宝船のラベルに願いを託します。飲む瞬間だけでなく、その先の時間まで寄り添ってくれる一本。


忙しない日常が戻ってきても、ふと枕元の宝船に目が留まり、あの日の静かな夜を思い出す。

そんな穏やかな余韻も、このお酒が運んでくれる贈り物かもしれません。


新しい一年が、皆さまにとって実りあるものとなりますように。

その願いを込めて、農口尚彦研究所より、初夢に寄り添う一本をお届けします。



(協力)

Auberge eaufeu


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